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子どもの睡眠時間

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こんにちは!

今日は子どもの睡眠についていかに重要かということをご紹介します。

 

 

子どもに必要な睡眠時間

子どもに必要な睡眠時間をご存知でしょうか。

幼児期(3~5歳)で11時間~13時間、学童期(6~13歳)で9~13時間といわれています。

小さな子どもが寝ぐずりをしたり、大きな子でも疲れると不機嫌になってしまうのも納得ですね。

この睡眠時間ですが、未就学児、小学生を見ていると結構不足している子が多いようです。

本人たちは

 

「いーや、足りてる!」

「早く起きないと間に合わない」

「遅く起きる方が調子が悪い!」

 

などと意味不明な主張をして、朝4時台に起きたりしています(笑)

そして早く起きて何をするのかというと、ぼーっとテレビを見たり、ゲームをしたり、本を読んだりして自由時間にあてているようです。

そんな暇があるなら寝るか勉強するかしてくれよ、と思いますよね。

 

そして、その分早く寝るのかと思いきや!!

寝ません。彼らは寝ないのです。

聞いていると、なんだかんだして21時~22時くらいに就寝するようです。

21時ぴったりに布団に入って、のび太状態ですぐに眠りについたとしても、7時間です。

全く足りていませんね。

少なくとも6時か6時半くらいまでは寝かせるのがいいと思います。

それでも9時間から9時間半ですが。

 

健康への影響

睡眠不足は体に様々な症状を引き起こします。

特に気にすべきが、免疫力の低下です。

大人でも経験があると思いますが、睡眠不足になると風邪をひきやすくなりますよね。

自律神経が乱れたり、肥満の原因にもなります。

 

また、睡眠中には成長ホルモンが分泌されるため、睡眠不足になると骨や体の形成にも影響を与えるとされています。

 

学力への影響

記憶というのは、寝ている間に整理されます。

寝る時間を削って一夜漬けするよりも、しっかり睡眠をとる方がテストでの成績がいいという実験はよく知られていますよね。

様々な調査で、成績がいい子ほどよく寝ているとも言われています。

そういえば、朝ごはんも食べてるとかいうのもありましたね。

 

また、注意が散漫になってけがの原因となったり、集中力が低下してしまい、授業に集中できないということも起こります。

睡眠不足が常態化すると、どんどん学業成績が下がっていってしまうのは言わずもがなですよね。

 

「そんなことない!今でもじゅうぶん私は/僕は頭がいいから!!」

という子どもたちがいますが(笑)

そういう子たちには、「もしそんな天才の子たちがよく眠ればどれほど素晴らしい成果が生まれるのか」ということを伝えて、しっかり寝るように誘導してあげましょう。

 

まとめ

睡眠不足が常態化すると、大人でも風邪をひきやすくなったり、物忘れしがちになったりして、仕事にも日常生活にも影響が出ますよね。

私などは翻訳の仕事をびっちり入れていた時には、イライラしやすくなったり、簡単な日常で使う日本語すら出てこなくなりました。

頭が真っ白になって、「病気か?」と思ったほどです。

しかし、仕事をきちんと調整したら、日本語もしっかりしゃべれるようになりました。

やはり睡眠不足のせいなんです。

これと同じことが子どもが睡眠不足の時にも起きると考えていいでしょう。

ましてや、子どもですから、自分でうまく状態を認識したり、大人に言葉で伝えることができませんから、大人がしっかり見てあげて改善へと導く必要があります。

 

そんな生活習慣が身についてしまったら、その後もだらしがない生活習慣のまま過ごしてしまって、本来の力を発揮できない、思ったような人生を生きることができない可能性もありますよね。

 

ただひたすら勉強させれば成績が良くなるなんてことはなく、子どもの場合は生活習慣からやらなければならないということですね。

 

参考になれば幸いです。