Kaeru English School

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学校の英語学習に間に合うために

こんにちは!

 

Kaeru English School です。

 

英語教室を5年経営してきて、やっぱりこのくらいから英語を始めたいよね、という年齢があります。

 

最初はフォニックスから

1年生くらいから、アルファベットを覚えたり、フォニックスを初めるのが一番いいのではと思います。

ちびっこ向けの教材はたくさんあって、ゲームなどのアイテムも豊富にあります。

まだそういうもので喜ぶ年齢のうちに楽しくやっておくと、その後も継続しやすいというのがあります。

フォニックスはローマ字を習う前にやっておいた方が耳にも発話にもいいので、3年生になる前にやりたいところです。

また、うちの教室でもそうですが、同じことを繰り返し、ゆっくりと進めるように設定されていることが多いため、焦りを感じることもなく英語に触れることができます。

 

3・4年生くらいから初歩的な単語や文法を学ぶ

私は英検推進派ですが、あまり小さいうちからガリガリやらなくてもいいと考えています。

というのも、未就学児~低学年までの子どもたちの能力は本当に驚くほど個人差があります。

大人も驚くほど思考力がある子もいれば、ゆっくりな子もいます。

成長が早いタイプの子は低学年からでも文法を理解できますが、大体は論理的思考が発達してくる3・4年生くらいから単語や文法を学ぶとよいでしょう。

このくらいからやり始めると、高学年での英語の授業も余裕があり、「自分はできるぞ→もっとやりたい」と良い方向にもっていくことができます。

 

5・6年生で英検5級4級程度の知識を身に着ける

高学年にもなると、論理的思考だけでなく、抽象的思考もできるようになってくるため、よく伸びる時期です。

これまでゆっくりやってきていた子が急にいろんなことを理解しはじめる、ということも起きてきます。

女の子は成長が早いため、高学年からすっと伸びていきますが、男の子の中には中学生になってから伸びる子も多いです。

この時期から始めても5年生で5級合格、6年生で4級合格、ととんとん拍子に行くことも多いです。しかし、リスニングや発音の面でやはり遅れがあることは否めません。

すでにローマ字読みが入っていて、カタカナ読みに慣れてしまっている分、ネイティブな発音が入っていかない、自分の発音を矯正しずらいという難点があります。

また、自意識が過剰になる時期で、人前で堂々と本当の発音で話すこと自体が恥ずかしくてできないということも。

さらに、この年齢で単語を何度やっても覚えられないなどある場合は、基礎学力が不足しているということですので、英語ではない科目は関係ないと考えがちですが、これまで学んだことのやり直しをしていく必要があります。

記憶力、推測する力、処理能力、論理的思考など欠けている部分を埋めてあげないと、英語を入れるどころではありません。入る余地がないのです。

 

まとめ

賢ければ後でもオッケー的に思われている英語ですが、リスニングやスピーキングの力はそうでもなく。すらすらペラペラでなくとも、考えながらゆっくりでも学校での発表などできるようにするにはある程度早めに始めておく必要があります。

語学に限らず、何かを学ぶのは何歳でも遅すぎるということはありませんが、中学生から英語を始めているようでは、定期テストや高校受験の対策としては遅いと言えます。

そして、中学で遅れると、高校では取り返すのが難しいです。

積み重ねの教科は成績を上げるのに時間がかかりますから、一度でもつまずかないようにするのが受験対策としては正解です。