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成績が上がらない子の特徴6選!

 

こんにちは!

今日は成績が上がらない子供たちに共通する特徴をさらっと書いていきたいと思います。

自分の子どもに当てはまっていたら危険信号です。

早めに手を打たなければ、受験というのはタイムリミットがありますので、後から取り返すのは非常に厳しくなります。

 

特徴6つ

  1. 基礎学力がない
  2. 学習習慣がない
  3. 「時間がなかった」と言う
  4. 塾などをすぐ休みたがる
  5. 人のアドバイスを聞かない
  6. 親がチェックしていない

ざっとこんな感じです。

え、そんなの成績が上がらなくて当たり前では???と思った皆さん、おめでとうございます。

お子さんは大丈夫です。

自信をもってそのまま育児を続けてください。

当てはまるところが多いなぁ…と思ったら要注意です!!

今日から改善していきましょう!

 

1.基礎学力がない

勉強というのはまず基礎学力です。

小学校で習うものをすべてマスターしていなければ、中学レベルの学習が入っていかないのは当然です。

大体、早くて3年生からつまずきだす子と、高学年に入って5年生くらいからつまずく子とがいます。

算数で言えば、かさ、分数、小数、割合が引っ掛かりやすいです。

中学の数学では基本的に分数、小数での計算が多いですし、単位を合わせて問題を解くということもありますから、大きな問題になります。

国語で言えば、語彙力に乏しく、言葉の役割や意味を理解していないことが多いです。

「読めるけど(音はわかるけど)、わからない」のです。はたからみると文章が読めるので、問題があるようには見えませんから要注意です。

そうなると、理科や社会の理解度も変わってきますね。

 

2.学習習慣がない

学習習慣は、小学生の間に身に着けるのが肝心です。

「さあ、今日から中学生だから毎日勉強しなさい」と言われたところで、一体何から始めていいのか、どのくらいやればいいのか、本当にそんなことが必要なのかという判断すらできません。

成績の良い子どもたちは、未就学時のころから親から読み聞かせをしてもらったり、一緒に座って自分で本を読んでみたり、簡単な幼児向けドリルを日々こなしてきたのですから、そんな子供たちにかなうはずもありません。

年中さんから学習を始めるとして、8年分の出遅れがあるため、中学になってから毎日3時間勉強したとしても追いつきません。

参考

1年を52週間として、

幼稚園では15分×週3回×2年間(年中、年長)=78時間

小学生では1時間×週5日×6年間=1560時間

すでに1638時間分の遅れがあります。

毎日3時間を週7日、毎日欠かさず1年間学習したとしても1092時間です。

まだ足りません。

そしてその遅れを取り戻そうとしている1年の間にも、学習をしてきた子はさらに学習を積み重ねています。

受験までにどれほどの差が開くでしょうか。

3.「時間がなかった」という

成績の上がらない子たちは、そもそも基礎学力がなく学習習慣がないため、勉強の仕方がわからないだけでなく、これらの理由から「頑張る気になれない」ことが多いです。

頑張ることができず、宿題をきちんとやらなかったり、テスト勉強のため指示されたことをやり遂げられず、注意を受けることが多いです。

「次は頑張る」とは言うものの、次の一回か二回くらいは宿題をやるのですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるという感じでまたやらなくなってしまいます。

宿題やテスト勉強ができないほど時間がないことはありません。

本当に時間がないのであれば、生活習慣の見直しが必要です。

 

4.塾などをすぐに休みたがる

上記の1~3の理由から、塾などに行くのが億劫になり始めます。

なんだかんだと理由をつけて、休むことが出てきます。

過去に塾講師をしていたときも、なんだかよくわからない理由で休む子がいたり、塾に行くふりをして友達と遊んでいたりという子がいました。

こうなるとますます成績は上がらなくなります。

 

5.人のアドバイスを聞かない

こういう子どもたちは、なぜか「自分の考え方」で勉強をしています。

「こういう風にしたらいいよ」とアドバイスされても、なぜか聞きません。

「ここをやっておいてね」と言っても、「自分はこう思うから、他のことをやった」というのです。

あー言えばこー言うタイプは要注意です。

その考え方ややり方が正しければ、成績は上がりますが、そうでないことも多いです。

間違っていることを受け入れられないままだと、困ったことになります。

 

6.親がチェックしていない

学習習慣のない子どもがきちんと勉強しているかどうかは、しっかりチェックしなければいけません。

「やったの?」と聞くだけではなく、何の教科の何をしたのか、そのドリルやワーク、ノートなどを確認するといいでしょう。

なぜなら、小さなころから勉強をしてきた子供たちは、中学生くらいになるとある程度「自分を律する」ようになっていますが(それでもときにはだらけます)、そうでない子供たちはまだ「自分を律する」ことを覚えていません。

きちんと学習することに慣れてくるまでは、チェックされるんだという外圧も多少なりとも必要です

親が見ていなければテレビも見るし、漫画も読むし、デジタル機器やテレビでYou tubeを見れるようにしていたらずーっと見続けてしまいます。

お子さん4人を東大に入れた佐藤ママさんも言っていましたが、「親が見ていなければやらない」のです。

灘から東大に入るレベルのお子さんたちもそうだったのですから、だまってても頑張る子はかなり珍しいです。

 

まとめ

以上、特徴6つを上げてみました。

中学からいきなり勉強をさせるのはなかなか大変ですが、しっかりと子どもたちと向き合い、これからどういう風にやればいいのか、頑張り方やスケジュールなどについても話し合ってあげるといいでしょう。

自分の夢など何もないという子も多いですが、将来についても少し話してみてください。

「自分を変えたい」という強い気持ちがなくてはなかなか変わることができません。

まずは親も一緒に努力するところから始めることが肝要です。