こんにちは!
昨年11月に、2020年度英語民間試験の導入延期が発表されましたね。
じゃあ次の入試はどうなるの?
というところなのですが、とりあえずわかっている点だけまとめます。
概要
- 2020年度の英語民間試験の導入は延期
- 共通テストの英語は2021年1月に実施
- 新たな英語試験を今後1年かけて検討して2024年度からの実施を目指す(英語民間試験の導入についても)
ということでした。
萩生田文部科学大臣は、英語の4技能を入試で試す姿勢は維持したままです。
どのみち4技能を試されますよ、ということなのでやはりすべての技能の学習をしっかりしておく必要があります。
私の考えでは、「英語ができる = 4技能すべてできる」という状態が当たり前でなければならないと思います。
可哀想なのは、2021年の共通テストを受験する子たちです。
これまでのセンター試験とは配点が違います。
配点
- 2020年センター試験:筆記200点(80分)、リスニング50点(60分、うち解答時間30分)
- 2021年共通テスト:リーディング100点(80分)、リスニング100点(60分、うち解答時間30分)
もう間に合わないんだと思いますが、これ、どうするつもりなのでしょうか。
リスニング100点ですから、かなりの対策が必要だと思います。
英語新試験制度の対象は?
新しい試験を2024年度から実施する予定であることはすでに発表されています。
民間試験を実際に2024年度に導入するかどうかはまたおいておきましょう。
この試験制度の対象となるのは、2020年1月現在中学1年生の子どもたちです。
2020年4月で中学2年生になる子たちですね。
その間にいる子たちも今回の導入延期によって振り回されるわけですが、今後の動向に注目して対策をしていかなければならないのは現中学1年生の子どもたちです。
英語教育が迷走していますが、やるべきことははっきりしていますから、情報に惑わされずに少しずつ着実に力をつけていけるようにしていきましょう。