来年の干支は「ねずみ」ですね!
今回は、ねずみを英語でなんというのかご紹介します。
目次
ねずみには二種類ある
英語ではねずみを大きいものと小さいもので区別しています。
どちらも聞いたことがあるとは思いますが、英語を英語で理解するために英英辞書も引いてみてみましょう。
mouse
1つはハツカネズミなどの小さなねずみです。
可愛い方のねずみさんですね。
単数形は mouse、複数形は mice です。
a small animal that is covered in fur and has a long thin tail. Mice live in fields, in people’s houses or where food is stored.
Oxford Learner's Dictionary より引用
(訳)
全身に毛が生えた小さな動物で長いしっぽがある。ねずみは野外や人家、食べ物を保管しているところに住んでいます。
とあります。
特段驚くことはありませんね。
私たちの抱くねずみのイメージそのものです。
夢の国のあの方もこちらのねずみだと思います。
rat
そしてもう一つが大きくて不潔なねずみです。
嚙まれてしまうと病気に感染したりする危険があります。
rat です。
a small animal with a long tail, that looks like a large mouse, usually considered a pest (= an animal which is disliked because it destroys food or spreads disease)
Oxford Learner's Dictionary より引用
(訳)
長いしっぽをもつ小さな動物で、大きなねずみのような見た目です。通常、有害生物(=食べ物を駄目にしたり、病気をまん延させることから嫌われている動物)とみなされます。
とされています。
いわゆるドブネズミというやつです。
この rat は、嫌な奴や、裏切り者を表す表現として人に対しても使用されています。
まとめ
日本ではサイズに関係なくねずみはねずみですが、英語では種類によって使い分けているなんて面白いですよね。
こういう「言葉が表す範囲」が異なることはとても多いです。
辞書に書いてあるからといって、調べた単語をそのまま使うと誤解されてしまうことも多くあります。
「どの言葉を使うか」を選択することは人間にしかできません。
ねずみという言葉一つとっても、AIにまかせっきりにはできないのです。
自分で判断する力をつけることが大切ですね。