こんにちは!
Kaeru English School です。
本日は英語にも基礎学力が大切ということについてお伝えしたいと思います。
基礎学力とは
何を学ぶにも大切なのは基礎学力ですが、基礎学力とは一体何でしょうか。
基礎学力 basic scholastic abilities
きわめて多義に用いられるが、狭義には諸教科の学力に対してその発達を支える読み、書き、計算の能力を、やや広義には諸教科のそれぞれにおける基本的な知識や能力をいう場合が多い。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目辞典
何をするにも、すべてにおいて基礎が大切なのは言うまでもありません。
国語ができる人は英語ができるなんて言いますが、読解力だけでなく、論理的思考も必要ですし、暗記力がないとできません。決して文系理系なんて簡単に分けることはできないんですね。
「え?文系じゃないの?」と思うかもしれませんが、言語というのはルールを理解してそれにのっとって運用する必要があるのです。
文脈を読みとり、論理的に考え、かつ例外にも対応できなけれなければいけません。
ちなみにですが、私は実はどちらかというと数学と理科系科目が得意で国語と社会はあまり得意ではありませんでした。とはいえ、全部の勉強を一応きちんとやっていましたし、どれが特別に悪いということもありませんでした。
得意不得意なんて誰でもありますし、数学好きだから英語苦手なんてことはありません。国語好きだから数学苦手とかもありません。
苦手意識があって最初から頭が拒否反応を示してしまって、やりたくないからやらないだけなのです。実際に自分で「やらない」と決めただけです。
何かの訓練が欠けているから理解できないだけなのですから、ちゃんと必要な勉強をすればできるようになります。
言語は、ルールが頭に入っていれば、パズルをはめていくような感じで問題を解くことができます。規則性を見出してそれにのっとって英語を読み、書き、聞き取り、話すのです。
日本人が英語を話せない理由は、圧倒的な語彙の少なさが原因です。たくさんの単語を暗記できなければ自分の考えを話すことはできません。
基礎学力がなければルールを覚えられませんし、単語をたくさん暗記することができませんし、英語なんてできるわけがないのです。
幼児~中学校までの間に最低限の基礎学力を身につけることが大切です。
翻訳の中でOECD保育白書を資料として読んだことがあるのですが、
幼児期や児童期の早期の子どもの学習(読み書きをするとかではなく、幼稚園などでの遊びを含めた教育から)に力を入れることが、社会にとって最も効果の高い投資となることが分かっています。
高校生、大学生の学費を無料にすることではなく、幼児期や児童期の教育が一番効果が高いんだそうです。ご存知でしたか?だから幼児教育無償化なんです。
貧乏人はこどもを生むなとかわけのわからない議論をしだす人がいますが、子どもは国の宝ですから、一番効率がいい投資にお金をかけて、国の力を強くするのは当然です。
そうでなければ衰退するだけですからね。
私個人としては、中学校に行ってあわてて塾に入れるのは少し遅いのではないかなと思っています。
向き不向きはありますが、時間さえかければ一定のレベルには到達できます。
遊びも勉強も、質のいいものを追求すれば、考える力も向上していきます。
英語も基礎学力が重要です。
そしてこれからは一般的な教養として必須のものとなっていきます。
早いうちから無理せず少しずつが大切です。