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子どものやる気について③

子どもにやる気を出させたい、これはどの親も思うことですね。

 

今日はやる気に関する個人的な見解を書いていきます。

 

 

やる気スイッチはない

これにつきます。

やる気スイッチなんてないんです。

 

そもそも「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構ということを前提として、「やる気を出すための方法」を考えるほど無駄なことないと断言しています。

東大教授「やる気を出す方法を考えるのはムダ」――結局 “とりあえず動けば” 勉強は進んでいく。 - STUDY HACKER|これからの学びを考える、勉強法のハッキングメディア

 

これが前提です。

 

私からすると、「あぁ、そうだろうな。知ってた」という印象です。

 

自分にスイッチが入ったことなんてありません。

勉強をやりたくてやりたくて仕方ない、楽しい!という経験はないです。

 

いつも嫌々ながら、仕方なく計画を立てて、辛い気持ちを抱えながら取り組み始める……という流れです(笑)

 

けれども、やっているうちにだんだん集中するようになって、のってくるんですよね。

そうすると、だんだん「もう少し、もう少し」という感じになってあっというまに終わる。

私の勉強というのはいつもこうでしたし、今も同じです。

 

やる気がある人とない人の相性は最悪

これも実体験ですが、学校でも職場でも、一生懸命頑張っている人を馬鹿にしたり、けむたがったり、邪険にしたりする風潮がありませんか?

特に日本ではそうですね。

 

勉強を頑張ったり、仕事を頑張る人を尊敬するどころか見下す風潮があります。

 

これまで生きてきた中で何度も何度も目にしてきました。

 

これは習い事でも同じです。

 

やる気のない生徒とやる気がある先生とを組み合わせると、やる気がない子はどんどん嫌になります。

やる気がある人が何を言ってもうっとおしいからです。

私自身が子どもの頃にも、思い当たることがあります(笑)

うざい、うるさい、めんどうくさい。

これしか浮かばないですよね。

 

内的動機付け(内からやる気が湧き出る)には、

 

子どもが何か人生を変えるような発見、出会い、出来事などに直面して、子ども自身の中で何かが変わるしかありません。

 

毎日一緒に過ごす親や、担任の先生がどうしたらそのきっかけとなるのかがわからないのであれば、習い事の先生が何かを言って変わるはずもありません。

 

上記のことから、頑張る先生と、頑張れない子どもとの相性は最悪なのです。

 

それでは、どうしたらいいのでしょうか。

 

結論:とりあえずやる

私が調べたところによると、これに尽きるそうです。

人間は、行動することでやる気がわくんだそうです。

1ページだけやってみる。

そうすると1ページを読み終えられると気持ちはやり始める前よりも楽になります。

 

そうですよね、取り掛かるまでが一番つらいんですから。

みんな先延ばしが大好きですよね。

 

やってみると案外すぐに終わる、そうすると、もう少しやってみようか、という気持ちになるわけです。

 

これはどういうことかというと、動き始めて5~10分ほどたつと、「作業興奮」という状態になり、ドーパミンが出てくるのだそうです。

 

ダイエットしたいと思っていても、筋トレ嫌だな、、、と感じたら、まずはストレッチをすれば、次の段階へと行きやすくなるということですよね。

「ついでに腹筋くらいはやっちゃおうかな」という気になりますよね。

 

まとめ

結局、とりあえずやる。

これに尽きるということです。

 

お母さんが~、先生が言うから~、というのはやる気がない子のいいわけです。

 

やらなきゃいけないことはわかっているし、本当にやらなければまずいことになるのは知っているのに、甘えているだけですから、さらっと無視してやらせるというのがいいですね。

 

テレビを消して、余計なものは片付けて、やるしかない環境にする。

 

これだけで宿題がいつもより早く終わるかもしれませんよ!