こんにちは!
今回は、当教室の学習方針についてお話します。
未就学児
アルファベットを覚えて、簡単な単語を覚えます。
耳で聞いたり、自分で発音したりしということを、歌や子ども向けのお話を読んだりしながら覚えていきます。
基本的にはオムツが外れていることが入会基準です。
まだオムツがはずれたばかりだったり、トイレに付き添いが必要な場合は対応できません。
慣れてきたら、字がまだ書けない子も多いので、ゆっくりとアルファベットを書く練習をします。
直線やカーブがあるので、大きくゆっくりと線をなぞることから始めます。
10分くらいずつアクティビティを変えることで、飽きずに学べるようにします。
じっとするのが苦手な子の場合は、落ち着いて座れる日を待って字の練習をします。
年長さんころになると、ゆっくりですが、アルファベットを書けるようになります。
また、ワークブックを使用して、色ぬりや、単語と絵を線でつなぐ、絵を描くなどの簡単な宿題を少しだけやるようにしていきます。
入学前の「勉強体験」を通して、準備ができます。
アルファベットは直線とゆるやかなカーブのみですので、ひらがなやカタカナの練習をする前の準備にもなります!
小学生
低学年で英語未経験の子どもたちは、アルファベットの発音や書く練習から始まります。その後、簡単な会話表現や、単語を学習し、文法用語を使わずに英語のルールを教えていきます。宿題は少なめです。少しずつ内容が変わっていきますので、1年目の終わりには板書にも慣れて、ノートに書くスピードも速くなっていきます。
中学年はアルファベットを書く練習はそこそこに、単語や文を書く練習を多めに取り入れます。プリントやワークブックを活用し、宿題を出します。学習習慣のある子には、英検の受験を勧めます。
高学年は、中学入学準備として、英語学習経験のない5年生は1年目で英検5級レベル、2年目で英検4級レベルまで進めるように考慮します。本人の特性によっては、英検5級レベルをしっかりと習得することに集中します。6年生は、英検5級レベルを確実に習得するようにします。
モデルケース
1年生からスムーズに進んだ場合
- 1,2年→英検5級レベル
- 3,4年→英検4級レベル
- 5,6年→英検3級レベル
3年生からスムーズに進んだ場合
- 3,4年→英検5級レベル
- 5,6年→英検4級レベル
5年生からスムーズに進んだ場合
- 5年生→英検5級レベル
- 6年生→英検4級レベル
週2回通う場合の最速コース(2つ目のレッスンは月謝半額)
- 2年生→英検5級レベル
- 3年生→英検4級レベル
- 4年生→英検3級レベル
- 5年生→英検準2級レベル
- 6年生→英検2級レベル
学年が上になるほど、記憶力や思考力が発達するので、1年で一つのレベルを終えてしまえる子たちも多くいます。
実際、週に2回通う方が定着しやすく、覚えが良くなります。
現在、週に1回で2年生で5級レベルを終了し、3年生で4級レベルを終了し、4年生で3級に向けて学習中という子もいます。
これは本当に子どもの特性によります。
中学生
中学生から通う場合には、学校に準拠したテキストを使用して指導していきます。ワークやプリントも活用し、その学年の学習内容を確実にこなせるようにします。
レッスンの速度はそのクラスによって変わります。理解が早くて、物足りないと感じる子は、空き状況によっては別クラスに移ったり、飛び級もできますし、まだ理解できていないとなれば、そのレベルにとどまります。
数学と同様、英語は積み重ねの教科ですから、わからないまま進んでも、次の段階も、その次の段階もわからないままになってしまいます。
できていないまま進むことはできません。
英語の成績があまり良くない状態で入会された場合は、復習が必要になるので下のクラスからスタートする、または2学年分のレッスンの受講が必要となる場合もあります。
高校生・大人
高校生や大人は、目的に合わせて個別でレッスンをします。
受験、資格試験、定期テストなどいろいろと目的があると思いますので、カウンセリングを実施して個別にテキストを選定し、レッスンを実施します。
日程も個別に組みます。
まとめ
基本的にはそれぞれのレベルに合ったレッスンを提供しますので、お問い合わせください。
子どもについては先取りが基本です。
遅れてから学習を始めても、追いつくのに時間がかかります。
そもそも苦手だから遅れたわけで、そこから取り返すのは至難の業です。
苦手意識が付いていると、もうやりたがらなくなります。
英語に限って言えば、先取りした方が有利です。
先取りの是非については色々ありますが、有利であることは間違いありません。
本来であれば苦手になって(日本人の半数が英語が苦手です)
そのまま英語に足を引っ張られる人生が続くところを
普通レベルに持っていくことができ
高校、大学、仕事などで将来の可能性が広がります
言語というのは10年単位で学習してやっと自分のものになるものです。
もちろん、日本でイマージョン教育を受けるか、現地で教育を受けて暮らせば数年でネイティブ並みになるでしょうが、それは難しいですね。
だから子どものうちから勉強するわけです!
参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。