Kaeru English School

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入会申込書に親の勤め先を記入する理由

はいここ、テストにでまーす。

こんにちは!

ブログを見ていただきありがとうございます。

本日は入会申込書に親の勤め先を求める理由についてご説明します。

 

最近は個人情報保護法の影響により、職業などの情報を明かさないという人も多くいます。

入会申込書にも、それを理由に記載しないとする方が多いです。

 

ですが、それではこちらは困るのです。

その理由を以下にご紹介します。

 

 

1.子どもに何かあったときの連絡先

一番の理由はこれです!

「携帯電話番号かくから大丈夫」といって断固拒否する親御さんが多いですが......

申込書には当然携帯電話番号を書いていただきますが、お仕事中だと電話に出ていただけない場合があります。

特に、講師の携帯電話番号を登録していない方の場合には、知らない番号からの着信ということであえて「出ない」方もいらっしゃいます。

そういう時には、やはり職場の方にご連絡するほかありません。

「そんな何かあることなんてないだろ!」

と思う方がいらっしゃいますが、ありますよ!

子どもですから、思わぬ動きをして怪我をすることもあります。

  • 椅子を斜めにしてゆらゆらしたり
  • 机に寄りかかって机が動いてしまったり
  • ホワイトボードの後ろに入ったり出たりして転びそうになる

こんなことはよくあることです。

もちろんしっかり注意しますし、いつも目を話しませんが、プリントを出す1秒の隙に椅子をゆらゆら始めるなんてことも。

また、自分で来る子どもたちは、どんな状態でもとりあえず教室に来ます。

教室に来てから、「学校にいるときからなんかちょっと熱あったんだ~」なんていうこともあります。

驚いて保護者に連絡しようにも、お仕事中の保護者に連絡するすべがない、となってしまうことがあります。

正直、他にも生徒さんがいるのでその子たちに病気をうつすわけにいきません。

かといって、病気の子を「ひとりで帰りなさい」と追い出すわけにもいきません!

もちろん、講師は私一人ですから、私自身も風邪を引くわけにいきません。

必要なんですよ!

2.月謝を支払えるのかを確認する

残念ですが、これも理由の一つです。

情報を書きたくないと考える方からすると、私のことを「素性がわからない」とお考えだと思いますが、それはこちらからしても同じことなのです。

残念なことですが、習い事の教室では「月謝ふみたおし」はよくあることです(普通の方は驚くかもしれませんが本当です!)。

それを見越して口座引き落としにしても引き落とされない(残高もない口座で、一切入金されない)こともよくあります。

幸い、現在私の教室ではそのようなことはありませんが、実は「ちゃんと払ってくれるかな」と毎月ドキドキしています。

お仕事欄が空白だと、「この人を本当に入会させていいのか」と疑われることになるんですね。「月謝が払えるかわからないご家庭」としてしばらくの間見られます。

初月は最初に納入してもらうので受け入れますが、その後の納入に遅れがあると、退会処分を検討することになります。

「え~」と思われるかもしれませんが、支払できるかどうかわからない人おいておくよりは、枠をあけて新たに「安心できる」人に来ていただく方がプラスなのです。

当然ですが、長い期間、毎月しっかり納入されればそのような疑いは消えます。

とはいえ、世の中何が起きるかわからないので、やはり記入していただく方がいいですね。

もちろん、レッスンは他の子と全く同じように受講できますし、一切区別などはしていません!!子どもには何の落ち度もありませんから!!!

3.会話のきっかけにして学力の目安を知る

会社名だけではどんな仕事をしているかまではわからないのですが、世間話がスタートできたりして、保護者の方のバックグラウンドを少し知ることができます。

そうすると、保護者の考え方や、子どもたちがどういうご家庭で育っているのかがわかります。

レベルの高い塾では、親の大学名まで聞くところもあるそうです。

うちではそんなことはしませんが、お仕事で英語に関わるかどうかや、英語学習歴を聞いてみたりなどします。

全く英語が関係ない仕事の場合で子どもに英語を習わせる場合は、「自分が英語が苦手だったから」という方も多く、そう言う場合は大抵お子さんも「英語が苦手」なパターンに陥りやすいです。

逆に仕事で英語を使っていたり、「英語好き、得意」というタイプの方ではやはりお子さんも「英語が得意」になりやすいパターンが多いです。

やはり親子は「考え方」や「好み」が似ますので、指導の時の参考にさせてもらっています。

4.普通の人であることを確認する

これって普通に生きてる分には、「そんなわけあるかい!!」と思うんですが、反社会勢力との取引があると、教室を即閉鎖しなければならず、資産凍結(あまりないけど)、何もできなくなってしまいます。

本当に関りがある人で素直に言う人がいるとも思えませんが、事業をするうえでは必要です。

面倒ですし、聞かれる側からすると「何言ってるの?」と思うでしょうが、そういうことなんです。

 

まとめ

少しご理解いただけたでしょうか。

これまでは個人教室ですし、人数も少ないので嫌がる人にはあまり強く言わずにいました。

3年目となり、少しずつ人数が増えてきて、やはり教室を続けるためにはしっかりお伺いする必要があると感じています。 

コロナウイルス感染症によってまた教室を安全に続けることができるように、お勤め先をしっかり確認することが必要になりそうだなとますます感じています。

ご協力よろしくお願いいたします。