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子どものイライラを受け流す

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こんにちは!

 

今日は小学生以上の子どもたちのイライラについて書いていきます。

子どもたちは些細なことで日々荒れています(笑)

もちろん、大きなことでも。

 

子どもによってはなかなか大変ですが、レッスンの場でもほんの少しだけストレス発散を手伝っています。

 

話を聞くだけですが(笑)

当然ですが、間違った考えや行動は「間違っている」ときっぱり伝えます。

子どもの機嫌を伺っているようではよい指導はできません。

 

大きな要因としては、主に以下のものがあります。

 

  1. 妹または弟が生まれた
  2. 引っ越し
  3. 転校
  4. 進級、進学などの環境の変化
  5. 両親の不仲や離婚・再婚

 

5は当然ですので省きます。

 

子どもたちはもう大きいように見えて、やっぱり「赤ちゃんに毛が生えた程度のメンタル」なんだということを再確認しましょう(笑)

 

1.弟、妹が生まれた 

これについては、上の子が年が離れていたりすると「もう大きいのに何言ってんの?」と思うかもしれませんが、赤ちゃん返りするんですよ。

 

そこで「我慢しなさい」とすると、「扱いに差がある」「自分の方が愛情が少ない」と受け取ってしまってずっと問題となって残ります。

 

赤ちゃん返りをしっかりと受け入れて、何歳の子であっても上のお子さんを優先してください。

 

意外かもしれませんが、5つ6つ年が離れていてもめちゃくちゃ喧嘩します。

 

親の愛情の奪い合いです。

 

親からすれば、まだ小さい方を優遇するのは当然なわけですが、上の子からすると「同じ子供なのに」と嫉妬の炎が燃え上がります。

 

私の甥と姪も6つくらい年が離れていましたがかなり本気で喧嘩していました。

年の差は関係ありません。

 

2 & 3. 引っ越しと転校

2と3はセットになっていることが多いですね。

 

転勤などで引っ越し+転校となると、子どもにとっては大問題です。

お友達とも、見慣れた景色も、知っているお店も、思い出のある家もみんなサヨナラです。

 

こんな大きなことがあって不安定にならない子どもがいるでしょうか。

 

人に恵まれればすぐに落ち着くでしょうが、それでもしばらくはしっかりとケアする必要があります。

 

主観ではありますが、とくに小学生以降の引っ越しは、うまくいかない子も多いですね。

 

自分の子どものころを思い返してみると、転校生っていつまでも転校生という扱いだったように思います。

 

結局は「地元」ではないような感覚になるんでしょうか。

大人になってもずっと住んでいれば違うでしょうが、多くの子は途中で離れますしね。

 

地域にもよるかもしれませんが、やっぱりすでにあるコミュニティに入っていくのって大人でもつらいものがありますよね。

 

子どもであればなおさらです。

 

4.進級、進学などの環境の変化

 こちらも上と似ていますね。

つまりは、環境が変わってしまうとつらいわけです。

 

クラス替えの伴う進級だと、なじむまで数か月荒れている子がいます。

小学校から中学校に上がるときも、なじむまで数か月荒れています。

学校自体が落ち着きのない学校だと余計にですね。

 

何人も子どもたちを見ていますが、まだ通い始めて年数が浅い、もともと物静かな子でも、多少の変化が見て取れます。

何年も通っていて、心を開いてくれている子はしっかりと荒れます(笑)

さまざまな不満をこちらで出して、すっきりして帰っています(;´∀`)

 

学年が上がると親と話したくない、言いたくても言えない、甘えたいのに上手に甘えられない……そんな難しい精神状態になってきますから、どこかでガス抜きをしてあげなくてはいけませんね。

 

生意気なところがあっても、褒めたり、好きなものを食べに連れて行ったり、少し特別な時間を作ってあげてください。

 

まとめ

イライラする理由は、当然といえば当然ですよね。

大人でも結婚、引っ越し、転勤、出産、年齢によるホルモンの変化、友達との不仲などいろんなことで精神をやられます。

 

感情の処理がまだ上手ではない子どもがあれるのは当然のことです。

 

子どもはもやもやしたものを抱えてはいますが、どうしたらいいのかわからずに「イライラ」「八つ当たり」するという形で表現しています。

 

落ち着きがなかったり、やけに反抗的だったり、癇癪を起したりなど、その形はさまざまです。

 

気が付かずに、あるいは気が付いていてもどうしたらいいかわからずに放置していると、学校に行きたがらなくなったり、不登校、体調不良…と事態は悪化します。

 

わかりやすく親の前で荒れていれば気が付けますが、親の前ではいい子というケースもあるため、言動や行動の変化に気づけるように注意を払ってあげたいですね。

この場合は、子ども自身が「親に甘えられない」ということがありますから、どんどん甘やかしてあげましょう。

※甘やかしと過干渉は別です。

 

こんなにやってるのに!まだ不満か!!と思ったお母さん。

大丈夫です!私もいつもそう思いながら育児に挫折しています!

(胸を張ることではないですが……)

 

どんなに子どもに愛情を与えていても、それぞれ受け入れられる量の上限が異なります。

 

どこまで与えても「まだまだ!」という子もいれば、割と早めに「もう十分だよ~!」という子もいます。

 

底なし沼のように感じることもありますが、人格形成終わるまではなんとか頑張りましょう(笑)

今が踏ん張りどころです!

 

高校生とかになってしまうとちょっともう無理な気がします。

そもそも生活のリズムが合わなくなりますし、ほとんど一緒に行動することがなくなりますからね。

 

抱っこもできるうちにできるだけしておきましょう!

 

育児書とかには「いつでも取り返せる」とかいいことを書いていますが、実際には親への信頼や愛着を形成するのに重要な時期は決まっていますからね。

 

なんとかやり遂げるしかありません。

 

そんな人格形成に大事な時期を少しでも健やかに過ごしてもらおうと、日々八つ当たりを右から左へと受け流しています。

 

もう本当に修行です(笑)