Kaeru English School

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ライティング克服

こんにちは!

 

Kaeru English Schoolです。

 

今回はライティングを克服する方法について書いていきます。

 

 

ライティングが苦手

個人的に聞かれることも多く、教室へのお問い合わせでもときどき受けるのが、「どうしてもライティングが苦手でどうしたら克服できるか」というものです。

英検も3級から2級程度まで合格していて、問題ないように見えるのですが、何故その先に進めないのでしょうか。

こういう途中でつまってしまう人たちは次のようなケースが多いです。

子どもの場合

  • 語彙や文法の理解度ではなく、リスニングで得点を稼いでいる。
  • 3級や準2級まではそれでも何とかなるが、そこから先は基礎となる文法理解が未熟であるため進めなくなる。

大人の場合

  • 高校までで2級までの文法は学習済みであるため、ある程度の知識はあるが、まとまった文章になると理解できなくなる。
  • 自分の言いたいことを英語にしようと思っても語彙力がないため書けない。
  • 文法は学んでもそれを使うことに慣れていないため書けない。
  • リスニングはもうお手上げ。

こういうことが結構あります。

実はこういったことは、文法をしっかり学ぶことで解決します。

 

文法の学習方法

文法の学習というと、学校でやっていた先生の言うことを真似したり、黒板に書かれたことをノートに写したりというつまらないことを想像してしまいますね。

けれども、実際にはこういうことだけでは文法は身につきません。

頭の中に入れるだけでなく、その知識を繰り返し取り出す作業をしなくてはいけないのです。

お薦め1

  • 読書
読書は自分のレベルにあったものを、少し易しめのレベルからスタートしましょう。
何でもかんでも調べないと読み進められないのでは、退屈してしまいます。
音読をするとなおいいですね。
オーディブルなどの、音声読み上げしてくれるものがあるともっといいです。
目で見るだけでは意味上の区切りがわからなくても、耳で聞くと、意味の区切りがわかることがあります。
リスニングにも効果があります。
子どもの場合、一人ではこんなことできないので、大人と一緒に、あるいは先生と一緒に読んでいくといいかもしれません。
大人の場合は、今は忙しい、ああでもない、こうでもないといっている暇があったら挑戦しましょう(笑)

お薦め2

  • Journal や Essay を書いて実際に使ってみる
日記などを短文で書いてみましょう。
自分の気持ちをどの単語が上手く表現できるかなと少し辞書を引くことで、語彙力もつきますね。
子どもが自主的に文章を書くのは難しいでしょうから、まずは日本語で文を書く練習をするのもいいですね。
英語でいきなり書くのももちろん効果大です。
大人と一緒に考えたり、宿題として出してもらって、先生に見てもらうということができると理想的です。
大人の方は、わからないことがあると、〇〇の翻訳を使ってみましたという人がとても多いのですが、自分の頭の中にある表現を使って書くようにしてみましょう。
これだけで全く変わりますよ!
頭の中が苦しくてパンクしそうになるのですが、それをやらないと次のレベルにはいけません。

まとめ

いかがでしょうか。新しいことは一つも言っていいません。

勉強というのは、いつだってこういうものです。

インプットしたら、アウトプットする。それの繰り返しなのです。

 

最近の英語教育では「早くて、安くて、簡単!!!」という、まるでファストフードのコピーのような文言があふれかえっていますが、それは入門までです。

 

中級~上級に至るには、努力が必要です。

使わなければ自分のものになりません。

これは文法だけでなく、単語もそうです。

意味を暗記するだけでなく、その単語の意味することを完全に感覚的に理解できていれば、自然に使えるようになります。

機械的に意味を暗記しているだけでは、何のときに適切なのかといった判断がつきません。

 

ネイティブに学んでいるけど、なかなか...という方は、少し勉強法や講師を変えてみましょう。

ネイティブ講師の皆さんは、当然、文法などの大切なことを説明するときには平易な表現を使っているはずです。

その平易な表現が完全にわからないのであれば、日本人講師に学んで自分の実力をあげてからネイティブ講師に挑戦するといいでしょう。

ライティングの勉強といっても、文法書も読むし、辞書もひくし、英語の本をリーディングもするし、リスニングもするし、いろんなことをして初めて上達します。
 
早くて安くて簡単
 
なわけありません。
日々コツコツ取り組むことが一番の近道です!